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Today's Work Report

骨の折れる作業

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怒涛のオーダーロッド製作から、一息つきまして本日は3本爪の加工を。

 

 

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これがまた骨の折れる作業で一つ一つにバリがあるので、そのバリをベルトサンダーで削っていきます。

両面と先端に小さなバリがあるのがわかると思います。その数は千個以上もあるうえ、

削りすぎてしまってはロッドをくわえる重要な役割を果たせなくなってしまうので注意を払いながらの作業はなかなかのもの。

 

 

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その後、バレル処理を施しバネをつけて完成となります。

地味な作業とはいえ大事なパーツです。ロッドとハンドルを繋ぐ大事な生命線で、

これが無くては商品として成り立たないのは紛れも無い事実。

集中力勝負の一日でした。

 

バスフィッシング界レジェンド逝く

フレッド・ヤングと協力し、かの有名なクランクベイト”ビッグオー”を世に送り出し、

又、ホットスポット(Hot Spot)やレッドフィン(Red Fin)など名作ルアーの設計者として知られる

コットン・コーデル氏(Cotton Cordell)が1月6日、86歳で亡くなられたとのことです。

チャーリーブルワー、クライドハービン両氏に続き、私にとってのバスフィッシング界のレジェンドが又一人亡くなってしまいました。

詳しくはB,A,S,S,のサイトに載っていますのでご覧ください。

http://www.bassmaster.com/news/appreciating-cotton

201511417572.JPG左の画像、偶然にも本日の作業はコーデルタイプのグリップ取り付けでした。

カラーはブラック。

本体のエルゴノハンドルもサテンブラックだったのでオールブラックとなりました。

コーデル氏に弔意を込めて作業しました。

合掌。









 

トップウォーター ハンドカーブ"ウォールナットハンドル"

20141224141556.JPG先日に引き続きハンドカーブハンドルを作りました。

今回も素材はウォールナット(クルミ)材。

いつものように注文は一つですが、手間を考えて二つ同時に削りました。

ただ前と違うのは、一つはお客様の要望で少し細いものでした。

画像の下が普通のもの、上が少し細身にしたものです。

現在お持ちのハンドルはコルクグリップとのことですが、このグリップを購入し、

ご自分で付け替えるとのことです。

コルクを外し、シャフトを綺麗にして2液性のエポキシで接着するわけですが、なれないうちは少し時間がかかるかもしれません。

でも自分でやったということが大切。ハンドルへの愛着も増すこと請け合いです。

今回作った残りの一つはこちらで販売しています。

トップウォーター ヤゴルアー"yanma"完成

201412917135.jpg2014129171022.jpgグラスアイカスタムルアーシリーズ第二弾、”Yanma"が完成です。

季節がら第一弾のミンミンゼミより先行しての発売となりました。

サイズは最小の5cm、エリアトラウトをターゲットにしています。

ただ、個数がまだ少々なのでもしかしたらいきなり予約販売になるかもしれません。

ヤンマ販売ページはこちら

 

2014129171335.jpgもし予約となった場合でも現在一生懸命作っていますので、そんなにお待ちにはならないかと思います。

左の画像、タングステンを混ぜたエポキシ(黒色)を充填しているのがシンキングタイプの"yanma"です。

この後シリコンの足を一本一本植え込むのがなかなか

の一仕事になります

 

 

 

 

トップウォーター"カトラス"ハンドル

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本日の業務、アルミハンドル”カトラス” シープホーンの制作。

”カトラス”とは反った物という意味ですが、太刀魚という意味もあるようです。
昔の海賊の刀をイメージして作っています。

実はこの”カトラス”ほとんどが手作りといいっていいくらいのカスタムメイド品です。

他のハンドルが金型からのアルミダイカスト製品なのですが

カトラスだけは私の手作りの木型から鋳造されています。

 

鋳造後もフライス加工10%、旋盤加工10%、エンドレス加工20%、バフ10%、

残りの50%は手作業です。

ヘッド部分は後付けなので旋盤で加工。

リールシート部分もフライスで成型と、かなり手間がかかるハンドルです。

画像の一番上が完成後の画像

上のリール&ロッドをセットしたのが鹿角バージョン。

下が本日注文が入ったシープホーン(羊角)バージョンとなっています。

他に銘木黒檀、パイソン、コルクバージョンなどが制作可能です。

トップウォーター用"ハンドカーブ ウォールナットグリップ"

 

久々、ハンドカーブウォールナットグリップの注文が入りました。

完全ハンドメイドのカスタム品、制作過程を紹介いたします。

 

201412416322.JPGのサムネイル画像

厚さ30mmのウォールナットの一枚板に型紙から大まかな形を書き込む

なるべくたくさん作れるように書き込まなくてはならないのですが、木材の

状態(節、ヒビや割れ、巣)によっては思ったようには木取りできないこともあります。

 

 

 

 

2014124164929.JPGのサムネイル画像今回の板は素直で板目も通った優等生みたいな材料なので助かります。

帯ノコで長い板から2個分を切り出し、さらに1個分に切り分ける。

今回注文は1個ですが手間を考えて2個同時に作ることにしました。

 

 

 

 

2014124165916.JPG型紙のラインにそってノコを入れていきます。

気をつけて作業しないと、ケガをする場面です。

 

 

 

 

 

201412417180.JPG次にハンドルのシャフトが入る穴をあけます。

板のセンターをだす為、け引きでラインを引いているところです。

 

 

 

 

 

201412417221.JPGコンパスで外径の円を書き、センターにポンチで印を付けます。

この後ポンチ穴より少し太いドリルでガイドようの下穴をあけます。

 

 

 

 

 

2014124172540.JPGハンドルのシャフトが外径13mmなので13mmのドリルで深さ90mmの

穴をあけます。

垂直に曲がらずに穴をあけなければならないので結構緊張の場面です。

 

 

 

 

201412417300.JPG穴があいたら、先ほどの帯ノコで荒削りをします。

この作業で後の手作業のはかどりかたが違ってきます。

なるたけ手で削る部分を少なくしたいので大胆にノコを使いたいのですが

ちょっとでも刃が入りすぎるとそこでお釈迦(終わり)となってしまいます。

又、一番ケガをするのがこの場面。

親指を削ったら、サミングができなくなるので要注意です。

 

201412417390.JPG機械の作業はここまで、

あとはひたすら小刀で削るだけです

ウォールナットは結構硬い木なのでほねがおれる作業となります。

小刀は、切れなくなったら砥石で研ぐの繰り返しです。

 

 

 

2014124174553.JPGほぼ小刀での削り作業が終わり、だいたいの形がみえてきました。

この時点でやっと、木目などの状態が判断できるようになりました。

今回のグリップはいい感じになりそうで期待できます。

 

 

 

 

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ここから最後の工程ヤスリ掛けに入ります。

カーブの部分は、紙やすりを丸棒に巻き付けて磨きます。

やすりの番定#100から始めて、#240、#400、#800とより細かい

粒度のヤスリで磨き倒します。

力を込めての長時間作業なので冬でも汗だく。夏にはあまりやりたくない作業です

 

 

2014124175643.JPG紙やすりの後は化学繊維のヤスリで仕上げ磨き。

もうほぼ完成といっていいでしょう

 

 

 

 

 

201412418516.JPG最終作業は

チークオイルの塗布作業です。

チークオイルを塗った瞬間、木目(杢目)がはっきりと浮き出ます、

思った通りの杢目、木肌だったらなおさら、

いままでの苦労が吹き飛ぶ瞬間です

 

 

2014124182120.JPG今回、ご注文のPタイプのハンドルに仮止めしてみました。

角度もいい感じになってます。

この後、チークオイルを塗っては布で磨く、を繰り返えして完成となります。

 

 

 

 

 

完成 オーダーロッド

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本日ご依頼頂いていたオーダーロッドが完成致しました。今回のお客様は兵庫からのお客様で、東京にいらした際にグラスアイショールームに足を運んで下さりました。ショールーム内にて実際にアクションや色見本などを見ていただき、仕上がりの際に生じるわずかな色のズレなどを細かく話し合い、オーダーを頂きました。

 

・ブランクはチューブラー(中空)グラスです。

・ブランクカラーはKHAKI(カーキ)にチェンジ。

・レングスは5.6ft。

・アクションは1oz対応のミディアムライトアクション(ML)に。

・スレッドパターンは3本ラインを巻き込むインレイスレッドです。

 

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・メインカラーは#619Violet(バイオレット/マットタイプ)×インレイカラーは#9130Gold(ゴールド/メタリックタイプ)

 

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・トップガイドのスレッドのみ、#316Raspberry(ラズベリー/マットタイプ)×#9130Gold(メタリックタイプ)というお洒落仕様。

 

ワンポイントとしてとても良く、今後の参考になるご提案を頂きました。

さらにネームカスタムをご希望との事でお客様にとってきっと特別な漢字を一文字カスタムさせて頂きました。

心を込めて製作しましたので、どうぞ愛着のある一本となりますように。ご依頼ありがとうございました。

 

 

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続いては久々、スピニングの製作です。。

 

 

ヤゴルアー"yanma"

先のセミルアーに続き、グラスアイカスタムルアーシリーズ第二弾として開発中の”ヤゴルアー”

こちらももうすぐ販売できそうです。

ラージマウスバス用とトラウト用の3サイズを予定してますが、エリアフィッシング用にtラウトサイズ(5cm)を先行販売予定です。

足の開いたオープンレッグタイプがフローティング&ダイブ。クローズドレッグがシンキングスイマーです。

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下の画像はウッドから削りだし中の原型。

セミ同様こちらもかなりリアルにできあがっています。

ちなみにギンヤンマを参考にしたため、ルアー名は"yanma"と命名されました。

オールアングルハンドル組み立て


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本日の作業。注文の入ったオールアングルハンドルを組み立て。オールアングルハンドルはグリップ部分が取り外せたり、

グリップの角度調整が可能、バスフィッシングにはとても便利なハンドルです。今回はウッドシングルのご注文。

ウッドの中には雌ネジが施されたシャフトが入っています。ヘッド部はオーソドックスなストライプヘッドです。

プレーンなEヘッドに変更での注文も可能です。

 

ハンドメイド トップウォーター バスルアー "ミンミンゼミ"完成

2014112819263.jpgのサムネイル画像

 

春から、思考錯誤を繰り返しながら作っていたセミルアーやっとお披露目にこぎつけました。

先にトラウトサイズが形になっていたのですが、今回バスサイズがほぼ完成です。

トップウォーターの季節をすぎて冬に向かうこの時期に完成とは残念ですが、来年の活躍を期待しつつ、

この限りなく本物に近いセミルアー、グラスアイカスタムルアーシリーズの先陣とさせていただきます。

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