VINTAGE
半世紀前のバストーナメント
ちょうど50年前の今日、バスフィッシングの歴史を大きく変える出来事がありました。
1967年6月5日、アーカンソン州のビーバーレイクで全米初のバストーナメントが行われました。
オールアメリカンインビテーショナル・バストーナメントと銘うたれたこの大会
主催者は保険のセールスマンだったレイスコットでした。
彼はテレビで観たバスケットボールの試合をヒントにバス釣りのトーナメントを思いついたといいます。
エントリーフィーが$100という高額だったにも関わらず、全米13州より106名があつまりました。
スタンスタローンが優勝。のちのスーパースター、メンフィスバスマンのビルダンスが3位となりました。
大会は大成功に終わり、レイスコットはすぐさま保険会社を退職、翌年B,A,S,S,
(バスアングラースポーツマンズソシエティー)を設立。
その後のBASSの躍進はいわずもがなです。
現在60万人以上の会員数を誇るBASSですが
一人のセールスマンがモーテルで観ていたバスケットボールの試合から始まったとは
なんともアメリカンドリームな話です。
B.A.S.S.グッズ コレクション
今回のB.A.S.S.(バスアングラースポーツマンソシエティー)グッズコレクション、
年代を考えるとビンテージのカテゴリーに入れるべきか悩みました。
しかしBASSが発足したのが1968年、今年で48年ということになると、
そろそろビンテージ品の領域に入れてもいいかも?とも思います。
それにしても、あっという間の48年でした。
BASSグッズはオールドルアーなどとは違い、リアルタイムで集めたものなのでことさら時代を感じます。
最初コレクションというつもりがなかったので、集めたというより、溜まってしまったというのが実感です。
しかし今後は、BASSグッズ専門のコレクターというのが出てくるかもしれません。
BASSグッズはマグカップやナイフなど他にも多種多用なものがあります。
集めるのだったら今がチャンスかもしれませんね。
ちなみに今回の画像もインスタグラムの当社サイトにアップされています。たまに覗いてみてください。
ビンテージ ヘドン アイスデコイ
久々、当社所有のビンテージルアーの紹介、今回は100年前の貴重なルアー ヘドンアイスデコイです。
画像左のアイスデコイ、一見普通のプラグに見えますが、良く見るとフックが付いていないことがわかります。フックが無いのにどうやって魚を釣るのか?ふしぎです。
実はこのプラグ、通常のルアーフィッシングとは違ったスピアーフィッシング用のものなのです。
スピアーフィッシングとは、ルアーを使って魚をおびき寄せ、モリで突いてしまうという結構荒っぽい漁法です。この漁法、古くはネイティブアメリカンから伝わったことで知られていますが、主に凍結した湖の穴釣りで使うことから、アイスデコイと呼ばれています。現在のアイスジグのように水面から垂直に降ろして提灯釣りのように使います
特に五大湖周辺ではスピアーフィッシングの人気があった為、各ルアーメーカーは、通常のプラグほどではないものの必ずフィッシングデコイをラインアップしました。
ヘドン社もご多分に漏れずに作ったのが、このアイスデコイでした。
この画像のものは1916年に作られたファーストモデルです。
蝙蝠の羽根に似ていることから後年バットウイングとよばれた真鍮製のフィンとウッドのテールが特徴です。
ウイングは可動式で広げることで泳ぎ方を変えることができました。
しかしコスト面からかすぐに固定式のフィンに変わり、又折れやすかったウッドのテールも金属製にとって代わりました。
そんな訳で、バットウイング&ウッドテールのアイスデコイは数年しか作られず、非常に希少なものとなってしまったわけです
ヴィンテージと矛盾。
先日弊社グラスアイ・オンラインストアーにラインナップされたグッドコンディションなヴィンテージ達。結構無くなってきています。
本日はABUカーディナル44 シリアル#730600
自分で出しといて何を言ってるんだ、なんて言われちゃいそうですが、いざ買い手様が見つかると惜しくなる矛盾。
やはり良い品が旅立って行くとなると少し寂びしい気もします。
良い物って眺めてるだけでも良いんですよね。この深いグリーンやクレストマーク、やっぱり最高です。
何年も愛され続けるプロダクトって単純に凄い。
もちろんウチはヴィンテージにならないように、まだまだ頑張ります。
オチはイマイチ?な、お別れ前の記念撮影的な本日のブログでした。
良い品まだまだあります、オンラインストアーのヴィンテージはこちらです
ビンテージ ABUアンバサダー4500D
ビンテージ タックルコーナーにABUカーディナルとアンバサダーをアップしました。お買い得な価格設定ですのでぜひご覧ください。
ところで左の画像のリールなんだかお分かりでしょうか?これはアンバサダー4500Dです.。ダイレクトモデルでは5000Dや5500Dが知られていますが、こちらはナロースプールの4500Dです。
昨今のABU、リバイバルだか復刻だかといって一見、昔のモデルと見まがうようなものまで作っています。この4500Dもそっくりなものが復刻されたようですが、こちらのものは正真証明の本物です。
4500Dは謎が多いリールです。
アラブの富豪用に数台のみ作られたとか誠しやかな噂をありますが、おそらく試作品だけ作って販売はしなかったのではないでしょうか。
何台プロトタイプが作られたかわかりませんが、この一台非常に貴重なものだと思います。
当社ショールームの片隅に鎮座してますのででひ、見に来てください。
ヴィンテージ続々入荷。
年末、このタイミングですがVINTAGEの良いタマが入荷してきましたよ。どれもすぐに使える物ばかりでオンラインストア内のVINTAGEカテゴリに仲間入りです。
ABUリール
5000赤/コンディション VerryGood 5000C黒/コンディション Exellent
5600C通称 赤ベロ/コンディション Exellent 3500C/コンディション New In Box
ABUスピニングリール
カーディナル44/コンディション Exellent~NearMint カ-ディナル33/コンディション New in Box(箱付き美品)
大小様々、悩みどころですね。。
ビンテージ アムコ UMCO P-8 Box
アムコのBoxをビンテージコーナーにアップしました。
今回は弁当箱タイプの小型Boxばかりです。
お値段もお買い得なものばからなのでぜひ覗いてみてください。
そんな中、ちょっと高額ですが、P-8 Boxがあります。
P-9Boxは見慣れている方が多いと思いますが、P-8はP-9にくらべ
かなり大きめなBoxです。(左画像参照)
製造個数もP-9にくらべてかなり少なかったとみえて、なかなか市場には出てきません。
ちなみにアムコ(UMCO)はUPPER MIDWEST MFG CO.の頭文字
をとってつけられたそうです。
最初、ミネソタのミネアポリスから始まった会社は、次にスプリングパークにそして
最後はウォータータウンに移転しました。
アルミのエンボス模様も古さを感じさせます。
模様になっています。
その他時代によって部品なども微妙に違ってきます。
なかなかおくが深いです。
WWⅡモデル ジッターバグ
ビンテージコーナーにフレッドアーボガストジッターバグをアップ。
普通ジッターバグはアルミのリップが有名ですが、このタイプはプラスチックのリップとなっています。
第二次世界大戦(WWⅡ)中に作られた為、不足気味だったアルミのかわりにプラスチックが使われています。
画像左のリグはヒューズリグといわれている一番簡素なリグです。
さすがのアメリカでも資材不足がうかがえるルアーですが、戦争中でもルアーを作っていたことに驚かされます。
その頃の日本では考えられないことです。
ビンテージルアー クリークチャブ
ビンテージコーナーにクリークチャブルアーをアップしました。
クリークチャブはアメリカではヘドンとならんで人気のあるメーカーですが、日本ではあまり知られていないようです。
しかし、1932年ジョージペリーが釣った世界記録のバスは、クリークチャブ社(CCB,CO)のウイグルフィッシュというルアーで釣られました。その他マスキーやパイクの世界記録もパイキーというCCB、CO製のルアーで釣られています。
画像左タイニーティムという可愛いルアーもスモールマウスの記録を持っていたと記憶しています。
ビンテージルアー、まだまだたくさんあります、追々アップっするつもりですのでよろしくお願いします
ヒネリ付きハンドルノブ、小径プッシュノブの初期モデル
コレクションにも使用にも最適なヴィンテージ品です。
コンディション-EX~NM