2019年5月
超音波カッター、インプレッション
先日又、買ってしまいました。
以前の物は、木片などの加工に使うつもりで購入しました。
しかし、実際に使ってみると、短時間ですぐに熱を持って止まってしまうなど使い勝手は想定外に悪いものでした。メーカーに問い合わせたりもしましたが、結局その程度のものとのこと。熱が冷めるまでの時間が長くストレスばかりが溜まった為、結局お蔵入り。引越しの際に廃棄物として処分してしまったものでした。
ほとぼりも冷めた頃、もしかして最新型は改良されているかもしれない
などの淡い期待もあり、再度購入。
以前には無かったノコ刃があったのも魅力でした。
一枚¥2500と高価なノコ歯。ロッドブランクを詰めるのに使えるかと期待したのですが、これがまったく切れませんでした。
表面にキズが付く程度で発熱して通電停止。
中空グラスの薄いブランクが切れずになにを切るものかと思ってしまいました。ちなみに木棒も焦げるだけで、結局切れませんでした
性能は以前と変っていないことが解ったので、今回はあまり期待せず気長に使うこととしました。
熱を持たないよう、持たないように力をかけずに切る・・・・・。
そんな矢先、思わぬ用途が!
左の画像は古いスレッドを切取って、ガイドを外しているところです。
この作業、以前はスレッドを固めたエポキシをドライヤーで熱して、やわくなったところをカッターナイフで削ぎ取っていました。
熱し方が弱いと硬くて削れないし、あまり熱するとブランクに悪い、で結構大変な作業でした。
ところがこの超音波カッターを使ったところ、ビックリするほど簡単になってしまいました。
ガチガチに固まった古いエポキシとスレッド、熱しなくてもサクサク切れてしまいます。
これだけでもこのカッター、買ってよかったと思っています。