ホーム>GLASSEYE BLOG>Today's Work Report>ハンドカーブウォールナット、グリップ
Today's Work Report

ハンドカーブウォールナット、グリップ

2015914132645.jpgハンドカーブグリップ、本日はウォールナット(クルミ)材で製作しました。

画像の左側2本がウォールナット。右側はメープル(カエデ)です。

前回の材料と又違った風合いのウォールナットグリップができました。

 

ハンドカーブ(手彫り)の場合、素材が自然の木材の為、同じものは二つと作れません。

その素性によってまったく違ったものになります。

同種の木でも、色が濃かったり薄かったり、木の目が柾目だったり板目だったり。

プラス、杢目や瘤が入っていたりとかなり複雑な要素があります。

 

2015914133910.jpg同じものが作れない。

そこが又、ハンドカーブのいいところなのでしょうが、削るほうとしては非常に難しいところです。

材料の切り出しを間違えると、まったく様相が変わってしまいます。

グリップに成型したら目がどのように入るかなど、予想して気取りをしなくてはなりません。

そこはもう長年の感とセンスで見極めるしかないのです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.glasseye.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/101

  • フェイスブック
  • インスタグラム