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ビンテージルアー ヘドン "ザラゴッサ" レアモデル

先日は、ヘドンザラゴッサから作られた”ハーディンズスター”を紹介しましたが、今回は本家本元ザラゴッサのレアモデルを紹介します

ザラゴッサは今から100年近く前の1922年に作られました。

名前はフロリダにあるザラゴッサストリートからきているといわれます。

道を女性が腰をくねらせ歩く様が、このルアーのアクションに似ているということで、なかなか粋なネーミングです。

 

現在、ザラゴッサはザラスプークと名を変え、素材もウッド製からプラスチックになってしまいました。

しかし、ザラゴッサのアクションやアピール度など優秀な遺伝子は確実にザラスプークに伝わりました。

ヘドン社は両者の世代交代を上手く、成し遂げたといえるでしょう。

いまでは、往年の名選手のようなザラゴッサですが、時を経ても大変人気があるルアーです。

特別思い入れがあるコレクターも多いと聞きます。

 

2014128165916.jpgそんなザラゴッサのなかでも珍しいものを紹介します。

まずは左の画像。下二つグリーンとレッドのものがブラントノーズ(Blant nose)ザラゴッサと呼ばれているレアモデルです。

上のフロッグスケールの通常のものと比べ、あきらかにノーズの角度が違います。

年代的にはザラゴッサの最初期のものがこれにあてはまります。

 

 

201412817047.jpg続いて二枚目の画像。

下がノーチンザラゴッサといわれる非常に珍しいモデルです。

文字通り、アゴ無し。

あごの部分がしゃくれたザラゴッサです。おさらく水面の滑りを意識して作られたと予想されますが、あまり良い効果が無かったようで短命でした。

短命イコール、製造個数が少ないということで希少価値の高いザラゴッサとなりました。

ちなみにノーチンはほとんどがブラントノーズ物。役が二つ付いてほとんど役満のレア物です。

最後がザラゴッサジュニア。

こちらは、希少も希少。おそらくはプロトタイプと思われます。もちろんカタログにも見当たりません。

前にラングスオークションで落札したものです。出所がヘドンファクトリーボードとのことでしたので、少々高かったのですが競り落としたものです。

 

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